胎児ドックとは?【比較】NIPT新型出生前診断と何が違う?

新型出生前診断【NIPT】

胎児ドックとは?

胎児ドックとは

胎児ドックとは

胎児ドックは出生前診断のうち、非確定的検査に分類されており、超音波機器を使用した検査です。

胎児ドックで行う超音波検査は妊婦健診で赤ちゃんの様子を確認する「通常超音波検査」とは異なり、「胎児超音波検査」と呼ばれ、お腹の赤ちゃんの形態や発育状態を詳細に観察し、赤ちゃんの病気の可能性について調べます。

厚生労働省によると妊婦健診の目的は、妊婦さんや赤ちゃんの健康状態を定期的に観察したり、医師や助産師に妊娠、育児、出産などの相談をすることで、妊娠期間を安心して過ごすことです。
日本産婦人科医会によると、妊婦健診の超音波検査では、推定体重、羊水量、胎動、胎盤の位置、子宮口の状態などを確認することで、胎児の発育や発育や、前置胎盤や切迫早産徴候を検査しています。
一方胎児ドックの超音波検査は、赤ちゃんの精密な病気や障害を発見することが目的です。
胎児医学機構(Fetal Medicine Foundation;FMF)が提供するオンライン学習でトレーニング後、超音波画像を送って資格審査に合格した技術のある人のみが胎児ドックを行うことができます。
妊婦健診でも、NT(胎児ドックのマーカー)を指摘されることはありますが、計測方法が間違っている可能性もあります。
妊婦健診と、胎児ドックは違う検査であることを理解しておきましょう。

 

出典:
妊婦健診Q&A 厚生労働省
4.一般超音波検査と精密超音波検査 – 日本産婦人科医会

日本産科婦人科学会では、赤ちゃんの形態の変化を見つけるために必要な胎児超音波検査の回数を、
妊娠初期(妊娠10週~13週)、妊娠中期(妊娠18週~20週)、妊娠後期(妊娠28~30週)の3回と提言しています。

◆各検査時期による赤ちゃんのチェック項目

①妊娠初期(妊娠10~13週)

この時期には、赤ちゃんは人間としての形が形成されるため、大まかな形態の状態を確認します(全身の形態、脳や顔の構造、大まかな心臓の構造、腹部、膀胱、臍帯、四肢の確認など)。

NT測定やコンバインド検査と組み合わせて実施する病院もあります。

 

妊娠中期(妊娠18~20週)

この時期には、赤ちゃんの心臓をはじめ、内臓が小さいながらもかなり見えるようになり、詳細な形態の状態を確認します(大脳、小脳、顔面、心臓、肺、肝臓、胃腸、腎臓、膀胱、外性器、四肢、臍帯、胎盤の確認など)。

 

③ 妊娠後期(妊娠28週~31週)

妊娠中期(妊娠 18 ~20 週)の検査では問題がなくても、その後の発育途中の段階で形態の変化が現れたりすることがあります。
なお、チェック項目は妊娠中期の検査とほぼ同じですが、さらに詳細な形態の状態を確認します。

※受検可能な週数や検査内容は病院によって多少異なる場合があります。

出典:https://www.genetech.co.jp/

ということで、
出生前診断の中の1つであり、
超音波検査で、クリニックによって検査内容が様々ではありますが、
NTを測定したり、染色体の病気の特徴をひとつずつ確認していくのが一般的でしょうか。

胎児ドックという言葉も正式名称というわけでなくプレ初期ドック、ベビードック、超音波検査、胎児超音波スクリーニング検査などなど、
クリニックによっては名称が違う事もあります。

赤ちゃんの心臓や顔、お腹や骨、いろいろな臓器に病気がないかを診断することができます。
赤ちゃんと対面できる機会にもなりますので感動もあります。

【参考】胎児ドック~超音波検査による出生前診断の現状~

NT測定とは?

NTの厚さ、むくみともいわれますが、その厚さによって、
赤ちゃんの染色体異常という病気の可能性がわかるといわれているためです。

※NT(nuchal translucency)とは、赤ちゃんの首の後ろのむくみのことで、リンパの影響でこの時期の赤ちゃん全員が持っています。

染色体疾患とは 先天性疾患のうち染色体の変化によって起こる病気のことをいいます。
細胞、染色体の話は非常に難しいため割愛いたしますが、
主にダウン症などを言い、NTの厚さ3mm以上から可能性が高まる傾向があるといわれています。
NTとは?

↓はわかりやすいQ&Aがあったので参考にどうぞ

Q1. NTって赤ちゃんが病気と言う意味?

A1.違います

NT(うなじの皮膚の厚み) はすべての赤ちゃんに見られます。 正常な赤ちゃんでも成長に伴って少しずつNTは増えていくのです。

Q2. NTが分厚いとダウン症なの?

A2.違います。

NTが厚ければ厚いほどダウン症の可能性は上がりますが、5mmのNTでも病気のない赤ちゃんはたくさん生まれています。

Q3. NTが正常なら病気はないの?

A3.違います。

NTが正常のダウン症の赤ちゃんや先天的な病気の赤ちゃんもいます。

Q4. NTが分厚いとき他の心配はあるの?

A4.あります。

NTが分厚い赤ちゃんはダウン症以外の染色体トリソミー、他の染色体の病気、また心臓や骨の病気、お腹の臓器や尿路系の病気などいろいろな先天性の病気が隠れている可能性があります。

NTが厚いからといって、
異常があるというわけではありません。
胎児ドックを受けてからそのまま絨毛検査を受けるか、NIPTを受けるかを決めるなど色々な選択肢をうむこともできます。
もちろんその選択は先生と相談して決める事ができます。

胎児ドックの費用は?

胎児ドックの費用はクリニックによって、検査の組み合わせや内容が少しずつ違うこともあり、
だいたい約2万円〜5万円と他の出生前診断と比べ高くはありません。
※別途初診料や、遺伝カウンセリング費用、再診料がかかるか可能性もあります。

また、保険適用外になります。

胎児ドックのメリットとデメリット

《メリット》
・流産などのリスクがない
・受けることで形態異常を見ることができるので、内臓の奇形(心奇形など)、先天性心疾患などを見つける事ができる
・結果を踏まえ、心構えや受け入れる準備ができる
・費用は2~5万円と保険適用外ながらお手頃
《デメリット》
・検査精度がNIPTなどと比べると劣る
・結果によっては心理的にダメージを受けることも

超音波による検査になるので、母体、胎児ともに安全にリスクなく受けることができるのがメリットです。
羊水検査や絨毛検査などの確定検査はわずかながらもリスクがあるのでこういった面では安心して受けることが可能です。
また、超音波検査により、先生と一緒に自分の目で赤ちゃんを見ることができるため、嬉しい機会です。
先天性心疾患などが早期にわかる事もあるため、心構えと適切な治療を受ける準備などが早くできます。

デメリットとしては、NIPTや確定検査は100%に近い数字の精度を誇るのに対し、
見える範囲の目視のため、精度がどうしても劣ります。

NIPT【新型出生前診断】と胎児ドックの違いは?

共通点としては、
胎児ドックもNIPT非確定的検査であり、
母体や胎児への身体的負担はほとんどありません。

違いとしては、
・胎児ドックを実施している病院はNIPTと比べると非常に多い
・結果が出るのが早い
費用もNIPTと比べると安め
精度面においてはNIPTよりは低い
年齢制限もない(NIPTも認可外であれば無し)
といった感じです。

どちらが良いかというと何とも言えませんが、
精度面などを考えると、やはりNIPTでしょうか。

しかし、胎児ドックは検査結果が1日もあれば出るので、
何かあったときに迅速に次の1手を打つことが出来るのがポイントです。
(私もそうでしたが、NIPTを受けた後、結果通知が来るまでの間は何とも言えないドキドキ感があり、ちょっとした地獄でした(苦笑)早くわかるか焦らされるかの違いですが、ヤキモキするのが嫌な場合は胎児ドックの方が良いかも?)

あとは、結構しっかりした画像で赤ちゃんと対面できるのもやはり嬉しいですよね。

ただ結局のところ繰り返しにはなりますが精度はやはり一番大事なような・・・・
NIPTも検討しようという方は↓で東京(関東)、大阪(近畿)で新型出生前診断を受けられるクリニックをご紹介していますので是非参考にしてみてください。

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